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水疱瘡に効くオススメの市販薬3つ!塗り方も紹介

2016年4月23日

水疱瘡は幼少期にかかることが多い感染症として知られていますが、大人になってからかかる人や2回かかる人もいます。

水疱瘡の基本的な治療法と、水疱瘡に効果がある市販薬についてみていきましょう。

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もくじ

  • 1 水疱瘡について
  • 2 水疱瘡の治療法
  • 3 病院にいなかくても治る?
  • 4 オススメの市販薬
    • 4.1 アラセナS
    • 4.2 アクチビア軟膏
    • 4.3 ヘルペシアクリーム
  • 5 軟膏、クリームの塗り方
  • 6 まとめ

水疱瘡について

水疱瘡は「水痘帯状疱疹ウイルス」というウィルスに感染することにより起きます。

このウイルスの感染力は非常に強く、感染後2週間から10日ほどの潜伏期間を経て、発熱、発疹として発症します。

発疹はまもなく水ぶくれになり、やがてかさぶたとなってはがれ落ち、自然と治っていきます。

 

体全体の水ぶくれがかさぶたになれば、外出や登園ができるようになります。

発症してから通常1週間はかかります。

また皮膚が完全に元どおりのきれいな状態に戻るまでには、数週間かかることもあります。

成人してからかかる場合や、二回目にかかる場合の方が重症化することが多いです。

子供や乳幼児は水疱瘡そのものが悪化することは少ないですが、水疱瘡が原因で肺炎や気管支炎などほかの病気にかかることがあります。

このウイルスは体が弱っている時に「帯状疱疹」として現れます。高齢者などの免疫力が低下した高齢者に発症することが多いですが、若い世代でもみられます。

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水疱瘡の治療法

水疱瘡を発症したら基本的に皮膚科を受診します。

水疱瘡と診断されたら、一般的にウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬が処方されます。

抗ウイルス薬は医師の処方箋が必要な医療用の医薬品ですので、市販されていません。

水疱瘡ウイルスの増殖は72時間でピークを迎えるため、感染後2日以内に服用すれば重症化を防ぐことができますので、一刻も早く治したい方はできるだけ早く医師の治療を受けましょう。

それ以上経つとウイルスが増殖してしまい、効果があまりなくなってしまいます。

 

発疹が水ぶくれ、かさぶたになるのを早めてくれ、かゆみを抑える働きのあるや「アシクロビル」「ビタラビン」「フェノール亜鉛華リニメント」の軟膏が処方されます。

かゆみがひどい場合は、抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬、また医薬品のビタミン剤が処方されることもあります。

 

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病院にいなかくても治る?

人間には自然治癒力があるので、栄養を十分に摂り安静にしていれば、時間が経てば自然に治るでしょう。

しかし高熱が出た場合や体が痛い場合など、自己判断で市販の解熱剤や鎮痛剤を飲むのは避けてください。

重症な場合は医療機関を受診してください。

症状が軽い場合や治りかけの際、かゆみや炎症をおさえる軟膏やクリームなどの市販薬を塗るのであれば問題はないでしょう。

また栄養としてのビタミンも効果がありますので、サプリメントを服用してもよいでしょう。

 

オススメの市販薬

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病院で水疱瘡用の軟膏が処方される場合、最近は「アシクロビル(ゾビラックス)」や「ビタラビン」が使われます。

「アシクロビル」、「ビタラビン」ともに錠剤もある抗ウイルス薬で、ウイルスを殺し、増殖を抑える働きがあります。

市販薬としてはどちらもヘルペス薬として販売されています。

「ビタラビン」の方が帯状疱疹ウイルスに効果があるとされていますが、使用感の好みや価格から薬剤師に相談して決めるとよいでしょう。

アシクロビルとビタラビンが入った市販の軟膏とクリームを以下のものがあります。

 

アラセナS

病院では「アラセナA」という軟膏が処方されますが、市販薬としては「アラセナS」として購入することができます。

「アラセナS」は軟膏ですが、「アラセナSクリーム」もあります。

「アラセナA」、「アラセナS」共に有効成分の「ビタラビン」が配合されています。

 

アクチビア軟膏

「アシクロビル」にマクロゴールというクリーム(添加物)を混ぜたシンプルな作りなので、保存料のアレルギーでかぶれる心配がある方は良いかもしれません。

値段も比較的手頃ですが、薬特有の匂いが気になることがあります。

 

ヘルペシアクリーム

アクチビア軟膏と同様、「アシクロビル」が主成分ですが、グリセリンやクエン酸などさまざまな保存料が入っています。

匂いも少なく、クリームなので塗ってもあまり気付かれることがありません。どちらかというと使用感重視の方におすすめです。

 

軟膏、クリームの塗り方

軟膏とクリームは使用感の好みや患部の症状で選ぶとよいでしょう。一般的にクリームより軟膏の方が低刺激と言われています。

軟膏は、すでに発疹や水ぶくれが出来てしまった場合に使用するのに適しています。患部に一つ一つ丁寧に塗りましょう。

水ぶくれが破れて傷になってしまった場合、クリームではヒリヒリするかもしれません。

クリームは、発疹の状態がまた軽度で広範囲に素早く塗りたい場合、かさぶたが治りかけの場合などに適しています。クリームの方がテカリも気にならないので、外出先でも気軽に塗ることができるでしょう。

 

まとめ

以上におすすめの塗り薬をあげましたが、あくまで薬ですので、人によっては副作用がでる場合もあります。初めて購入する際は薬剤師に相談しましょう。

長期間の使用は避け、症状が改善しない場合は自己診断せずに医療機関を受診してください。
 

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