背中は、肩と同じように、こりを感じたり、痛むという症状が出やすい箇所です。
背中の痛みの多くは、運動不足による筋肉痛や筋肉疲労、姿勢の悪さが関係しています。しかし、原因がはっきりしない場合は注意が必要です。
背中の痛む箇所や原因によって対処法は様々です。
では、いったい背中の痛みを引き起こす病気は、どんなものがあるのでしょうか?
背中の痛む箇所や痛みの症状から原因と対処法を探っていきましょう。
背中の痛みの原因は?
背中の痛みの原因は様々です。
姿勢の悪さによる体のゆがみ、筋肉疲労や筋肉痛、風邪やインフルエンザなどで体調が悪い時に発症する痛さなどが挙げられます。
また、体内の内臓疾患などが原因で背中が痛くなることもあります。
背中全体が痛い、背骨が痛い、中央部分が痛い、右側が痛い、左側が痛いなど、同じ背中でも痛みの箇所は様々です。
また、痛みの症状も刺すような痛みや、鈍い痛みでだるさを伴うなどいろいろなケースがありますし、原因が違えば、当然対処法も違ってきます。
今回は、背中の左側の肩甲骨下辺りが痛む時に考えられる2つの原因と改善方法を解説していきましょう。
考えられる2つの原因と改善方法
姿勢の悪さ
左側の肩甲骨下辺りが痛む時に考えられるのが姿勢の悪さです。左側をずっと向いて寝ていた場合、肩甲骨が体を支えて痛くなる時があります。
また、立っている時や歩く時に体がまっすぐではなく左側に傾いている人がいます。
寝る時に左側ばかり向いて寝ていると左側の肩甲骨を痛めている可能性があります。
また、いつも左側に重い荷物を抱えるくせがある人は、立っている姿勢が悪化し、左側に傾いてしまいます。
そうすると、左側の肩甲骨に負担がかかり痛みの原因となります。
改善方法
痛みの改善方法は、悪くなっている代謝や血行を良くするために肩甲骨のストレッチをすると良いでしょう。
肩甲骨のストレッチをすることで、姿勢の改善、ダイエット、女性ならバストアップも期待できます。
また、左側ばかりを向いて寝ていたり、左の肩ばかりに重い荷物を持っている場合は、意識して右側にシフトチェンジしていくようにこころがけましょう。
ストレス
左側の肩甲骨の下が痛む時は、ストレスが考えられます。
ストレスが原因で背中が痛むことがあるとはほとんどの人が考えないかと思います。
しかし、よく考えてみるとストレスでお腹が痛くなることはありませんか?それと同じようにストレスにより背中が痛くなることがあります。
ストレスを溜めこんでしまうと血行が悪くなり、肩甲骨辺りの筋肉がかたまってしまいます。
そうなると、筋肉疲労を起こし、痛みがはっせいしやすい状態になります。
改善方法
痛みの改善方法ですが、疲労やストレスによる痛みの場合は、体を十分に休ませる、お風呂にゆっくりつかって血行を良くし、心身ともにリラックスし、筋肉のこりをほぐすことが大切です。
日ごろからあまりストレスを溜めこまないように、自分でリラックスできる空間や時間をつくるようにしましょう。
まとめ
今回は、背中痛みでも左肩甲骨の下辺りが痛む時に考えられる原因と対処法について解説してきました。
姿勢の悪さやストレスが主な原因であり、猫背や左側に体が傾いていても負担がかかり痛みの原因になることがわかりました。
日ごろから姿勢の悪さを改善するようこころがけ、積極的に肩甲骨のストレッチをするなどして、痛みを軽減させましょう。
しばらく様子を見ても症状が改善されない場合、これぐらいなら大丈夫と自己判断せず、早めに病院を受診し、医師の診断を受けるようにしましょう。
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